2013年1ページレビュー

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例の掲示板「1ページレビュー」2012年記録〜3/31記録

[879] タダス 2013/03/25(月) 04:51 [削除]
[公演名] 椿姫 [劇団名] HARVEST
1998年にりゅーとぴあが開館して以来早いもので今年で15年目になる。その 間「シャンポーの森で眠る」「ファデット」などのりゅーとぴあミュージカルや 演劇スタジオ公演、能楽堂シェイクスピアシリーズなど多くの舞台作品を送り 出してきた。また日本の演劇界、音楽界で活躍している方々の指導の下、それ らの作品に携わった人達が県内外で演劇をはじめとして様々な芸能分野で活躍 している。「りゅーとぴあには人を育てる力、人生を変える力がある」と思って いる。そんなりゅーとぴあに「APRICOT」という子供の演劇集団がある。子供 とはいえ劇場で公演すれば満席にするくらいの人気で、アプリコット公演だけ でなくりゅーとぴあミュージカルや能楽堂シェイクスピアシリーズなど多方面 でも活躍している。そんなアプリコットの創成期から多くのりゅーとぴあ作品 を支えてきた実力を備えた女性達の集団、それがこの「HARVEST」である。ア プリコット卒業後、それぞれの人生を歩んでいた彼女達とりゅーとぴあミュー ジカルで共に学んだ仲間達のそれぞれの人生が「椿姫」の元で再び結集した。
今回は上演場所が能楽堂ということで演出的にはコロス的役割の「椿の精」の 存在やタイミングを重視した繊細な動き、役者の配置など「能楽堂シリーズ」 の手法が用いられていた。また出演者が全員女性で男役も女性が演じていてな かなかの熱演だったが、宝塚のようで綺麗と思う反面、アプリコット公演のよ うに子供が大人を演じていた時のような感覚を覚えこのへんは好みの分かれる 所かと。そんな中でその存在自体が大きな舞台装置である能楽堂の空間に負け ないマルグリットの存在感、力量は圧巻だった。
今回旗揚げ公演ということでテレビ、ラジオ、新聞などで紹介され、演劇祭参 加の地元劇団の中では一番注目されていたと思う。これからの課題として今回 の上演に至るまでの熱気が一過性のものでなく第2回、第3回公演と続いてい ってほしい。
数々の貴重な体験の場を提供してくれるりゅーとぴあに感謝しつつ、りゅーと ぴあで共に学んだ仲間としてこれからも応援しています。

[878] タダス 2013/03/25(月) 00:26 [削除]
[公演名] お勝手の姫 [劇団名] 劇団@nDANTE
自分が出演したことのある演目を観客として観劇する機会はなかなか無い。こ の「お勝手の姫」は以前板前の「健太」役で出演したことがあり、ぜひ観たい と思っていた。当然のことだが登場人物など話の内容は知っているためどのよ うに演出されているか、どんな役者が演じているかが楽しみのポイントだった。 アンダンテさんの舞台を観るのは今回が初めてなので出演者の基礎知識が無い。 唯一劇団座・未来からの客演・常木さんとは共演経験があるため「ギャルソン 役に違いない」と推測していた。女の暴力的な身勝手さに翻弄される男、謎の 存在感を醸し出す姫と徐々に崩れていく(笑)教授、スリッパで後頭部を叩きたく なる叔母さん(笑)、登場するたび一瞬舞台が締まる怪しいギャルソンなど登場人 物がそれぞれいい味を出していたが、自分としてはやはりかつて演じた健太が 気になり芝居が進むにつれてまるで自分が出演するかのように緊張してきた (笑)。やがて雨音のSE、「健太の出番だ。物干し竿に柄パン引っ掛けて出てくる かな?」、かつての自分を思い出しながら健太の演技を観させて貰った。
この演目は立ち振舞いやテーブルマナーなど繊細な演技、二つの会話が同時進 行するシーンがあったりして難しい芝居でもあった。かつて上演した同じ芝居 でも役者が違うと面白さもまったく違う、脚本の味と役者の味がうまく絡み合 いおいしい舞台だった。
ごちそうさまでした(笑)

  [877] オトアン 2013/03/24(日) 22:52 [削除]
[公演名] ウルトラリップス [劇団名] 劇団ハンニャーズ
まず、音のこと。客入れから、フュージョン系のサックスがアーバンな音色を 響かせている。ハンニャーズの音楽センスは折り紙付きで、テクノ系やインデ ィーズ、ガレージロックなど、トンガった、カッコいい音のチョイスをしてき た。このいかにもドラマのBGMになりそうな音を聴いて、「イカニモ」らしさ のパロディかと勘ぐりもしたが、ずっと聴いているとやけに心地よく、かっこ よく思えてくる。このフージョン系の音は、テーマ曲のjajaのものだろうが、 劇中でも多用され、なるほどこれはマジでストレートな起用であり、これが作 品のスタンスでありテイストなのだと腑に落ちてくる。  もちろん、ハンニャーズの「ストレート」プレイは一般的なそれとは一線を 画す。ウェルメイドな楽しさの中に織り交ぜられる様々な「毒」が、ある種の 旨味になっている。中嶋氏のよく練り上げられたストーリーと、役者の身体性、 個性からにじみ出てくるもの、それがハンニャーズ作品の両輪なのだと感じる。 そしていつもながら様々な制作面の充実。映像と、バックパネルのペイント仕 掛けなど、よく作られている。チラシほかデザインも素晴らしい。終わってみ れば、多少違和感のあった左右パネルの模様が、ある意味作品のテイストを示 していたのだと思う。
 ネタバレ含む。霊能力が無いにも関わらず、かつて偽霊能力者として活動し ていたために警察との微妙な協力関係をキープしつつ、ある目的のためにホン モノの能力者を探し続ける、そのためにいわゆる霊能力者の内部事情を熟知す る七浦千里(小出佳代子)のキャラが、実によく立っている。ポーカーフェイ スの余裕の中に、時折見える彼女の心情。そして相方である得体の知れない乙 羽子(近藤聡実)の特異性。前半から、このげんぱさんの力技でもう十分すぎ るくらいのエンタテイメントになっている。得難い役者だ。あまりの特異性ゆ えに、逆にまさか異形のモノであろうとは、という意外性にやられた。引っ掛 けられた。このホームズ・ワトソン的な定番の2人に、ちょっとハズれた刑事・ 大宮渡(山田好宏)が絡む構図。いつもよりはシリアスなキャラながら山田氏 特有のとぼけた風合いがハマっている。この、警察との微妙な絡み、そして霊 能力的な事件の謎というパターンは、多くの人が感じるであろうTRICKや SPECなどのシリーズものを彷彿とさせる。構図がしっかりして安定しているこ と、シリアスさと(時に脱力させるような)ギャグのバランス、何というか、 堤幸彦テイストというか。終わってみると長いシリーズストーリーの中のある 一話のような、そんな感じを受けた。
 ヒーラーとして治癒能力を持つとされる東家雫(先川史織)の腺病質な細さ と芯の強靭さ、能力を使う時のイっている目つき。これまた絶品。東家の癒し を受けて、付き人のように彼女に仕える友人・成田純(渡辺美恵子)、関口昌利 (横山泰之)もいかにもそれっぽい。当初、東家を装い胡散臭さぷんぷんの頭 巾姿で現れる成田は、実は身を挺して東家を守ろうとしている。関口は東家の 力に心酔して献身的に仕えているようで、実は秘められた貌を持つ。東家の力 を受けると、一度目は直るが二度目に受けると死んでしまうのは何故か。とこ ろが、成田が二度目に力を受けても直り、理屈通りに行かないことが出てくる。 二度目で死なない者が出てくるのは何故か。そして、今まで癒されて来た者た ちは何モノであったのか。謎が謎を呼ぶ展開に、短い時間の中で頭がグルグル させられるのは愉しい経験だ。これは正統派ミステリかと思いきや、関口がヴ ァンパイヤであることが判明して途端に物語は別の顔、ハンニャーズならでは の色合いを見せ始める。おもむろに変化する関口の表情や身のこなしは、人間 から人外の者への変化として見応えがある。でも、それも含めて、横山氏から 放たれるオーラは、怖いというよりどこか憎めない微笑ましいもので、それが 横山氏の魅力でもある。ヴァンパイヤに聖水に十字架、ヒーリングならぬサイ コキネシスならぬタイムリープ、この突拍子もない展開は懐かしい一発屋のノ リではないか。奇抜な設定でも無理矢理にではなくキッチリ論理的にケリをつ けないと収まらないのが中嶋さんで、そこまで拘るかというリクツっぽさ、そ してナンセンスギャグとウェルメイドプレイの狭間にあるスタンスの微妙さが、 ハンニャーズのハンニャーズたる所以であろうし、いと惜しくも愛おしいとこ ろだと思う。
 七浦と乙の凸凹コンビ+大宮で、七浦の兄の話も合わせてシリーズ展開が可 能な匂いが濃厚なのだが、乙の本性がさらされた上でどのように持っていくか、 それも含め楽しみだ。何ていうか、サヨナラという感じがしないのです。アデ ィオス!シーヤ!

[876] やまだ 2013/03/18(月) 21:54 [削除]
[公演名] お勝手の姫 [劇団名] 劇団@nDANTE
すっかりヌシとなってますか? ブログに観劇レポートをアップしましたー。 http://gannbarussu.seesaa.net/article/347656007.html

[875] やまだ 2013/03/14(木) 15:12 [削除]
[公演名] May be blue [劇団名] 劇団第二黎明期
アドレスを間違えたので再投稿。 ブログに観劇レポートをアップしましたー。 http://gannbarussu.seesaa.net/article/347021931.html

[873] やまだ 2013/03/03(日) 15:41 [削除]
[公演名] 御伽草紙 ―浦島さん・カチカチ山― [劇団名] 劇団私事。
いつものように連投すいません。 ブログに観劇レポートをアップしましたー。 http://gannbarussu.seesaa.net/article/341668472.html

[872] やまだ 2013/02/27(水) 01:12 [削除]
[公演名] リリック演劇祭vol.16シアターゴーイング
シアターゴーイング、観劇日記をアップしましたー。 劇団御の字『ヤンソンさんの誘惑』 http://gannbarussu.seesaa.net/article/331981235.html

[871] やまだ 2013/02/25(月) 23:35 [削除]
[公演名] リリック演劇祭vol.16シアターゴーイング
シアターゴーイング、観劇日記をアップしましたー。 Ares-zero『署名人』 http://gannbarussu.seesaa.net/article/331923815.html

[870] やまだ 2013/02/19(火) 01:24 [削除]
[公演名] リリック演劇祭vol.16シアターゴーイング
シアターゴーイング、観劇日記をアップしましたー。 ゼラチンズ『しばしのあいだ』 http://gannbarussu.seesaa.net/article/323575520.html 劇団☆ASK『痛快!湯けむり忍道中』 http://gannbarussu.seesaa.net/article/323578735.html




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